彼にもらった結婚指輪

現在四国中央市で人気のエステサロンのブライダルエステ1ヶ月コースに通い中の私には付き合って三年の彼がいます。彼に一目ぼれされて私は付き合うようになったのです。そのころの私にはいつか脱毛サロンを開業するという計画がありました。最初は全然好みではありませんでした。私の理想は背が高くてしょうゆ顔で、手の指がすらっと長い人だったのです。それなのに彼は私よりも背が低くて濃い顔をしていて、職人さんなので手の指がとても太いのです。全く真逆の人だったのです。
でも私が付き合うきっかけになったのは、話し方がとても優しかったからです。大好きないとこのお兄さんにそっくりな、優しい話し方をするからでした。きっと悪い人ではない、そう思えたからです。
とても優しくて付き合ってすぐ、私は彼を以前よりももっと好きになっていったのです。きっと彼が私を好きでいるよりも、もっと私のほうが彼を好きになったのです。そして結婚を意識するようにもなったのです。
でもまだお互い二十代前半で若かったので、結婚はまだもっと先だと思っていました。でも彼の考えは違ったのです。少しでも早く私と結婚をして、家庭を築きたいと思ってくれていたのです。彼は父子家庭で育ったので、明るいお母さんに憧れていたのでした。私の母を、実の母のように接してもくれていたのです。とてもよくしてくれていました。そんな彼は、私にも優しいお母さんになってほしいと言ってくれていました。
早く結婚して子供を産んで、楽しい家庭にしたいと言ってくれていたのです。そして今日私は彼にプロポーズをされました。よくあるプロポーズかもしれません。それは真っ赤な花束を私の前に差し出して「これからもずっと一緒にいてください」と真剣な顔をして言われました。とても嬉しかったのです。
私は涙を流しながら、その花束を受け取りました。そして彼に抱きついたのです。この人とだったら、ずっと幸せでいられると思ったのです。彼と一緒だったら、どんな困難にぶち当たっても大丈夫だと思ったのです。ありきたりのプロポーズですが、とても幸せと思える瞬間でもあったのです